○議長(
重枝尚治君) ないようであります。 これにて、討論を終結いたします。 これより、採決いたします。 報告第1号は、
委員長の報告のとおり承認することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
重枝尚治君)
起立全員であります。 よって、報告第1号は、承認することに決しました。────────────────────────────────────────
△日程第3議案第15号から第17号まで、第39号及び第44号について(
文教民生委員会委員長報告、質疑・討論・表決)
○議長(
重枝尚治君) 次に、日程第3、
文教民生委員会から報告のありました議案第15号から第17号まで、第39号及び第44号の5件を
一括議題といたします。
委員長の報告を求めます。
時田文教民生委員長。 〔1番 時田 洋輔 君 登壇〕
◎1番(
時田洋輔君) おはようございます。 ただいま議題となりました議案第15号平成27年度宇部市
介護保険事業特別会計補正予算(第4回)外4件について、付託されました
文教民生委員会の審査の結果及び審査の概要を御報告申し上げます。 まず、審査の結果でありますが、議案第15号から第17号まで及び第44号の4件については
全会一致をもって、議案第39号については賛成多数をもって、本日お手元に配付の
委員会審査報告書に記載のとおり、可決すべきものと決定いたしました。 次に、審査の概要について申し上げます。 まず、議案第15号平成27年度宇部市
介護保険事業特別会計補正予算(第4回)についてであります。 本案は、歳出については、
保険給付費、
地域支援事業費等を補正し、歳入については、国・
県支出金、
支払基金交付金及び
繰入金等を補正するものであります。 それでは、審査の過程でなされた主な質疑を申し上げます。 まず、予備費の補正額が大きい要因についてただしたところ、
介護保険サービス費等は、実績に基づき積算し、
介護保険料を充当している。ただし、
介護保険料については、平成27、28、29年度3年間の
給付見込み額に基づき算定しているため、当初予算案と年度末の実績額に差が生じた場合、歳入と歳出の均衡を図るために予備費で調整するため、補正を計上したとのことでありました。 次に、予備費の補正に伴い、平成28年度
介護保険料に影響はあるのかただしたところ、
介護保険料は、平成27年度から平成29年度までの3カ年の
介護給付費をもって、3カ年の
保険料率を設定しているため、平成28年度も平成27年度と同様の
保険料額となる。 一般的に
介護給付費は3カ年で均衡がとれる形となっているが、年々
増加傾向にあるため、3年後の
次期保険料改定の際にはそういった部分の影響があるのではないかと想定しているとのことでありました。 次に、
社会福祉士報酬、
在宅療養支援員報酬、
プロジェクト支援員報酬が減額補正となっている理由をただしたところ、社会福祉士については、1名雇用する予定であったが、人員の確保ができなかったため減額補正となった。 在宅療養支援員については、2名雇用していたが、そのうち1名が9月で退職したことに伴い減額補正となった。
プロジェクト支援員については、年度当初は日常生活圏6圏域に各1名の合計6名で予算計上していたが、買い物支援に特化して事業を行ったため、実施可能な2圏域に限って実施し、2名体制で取り組んだことに伴い、6名を2名に減額補正したとのことでありました。 以上のような質疑がなされた後、採決の結果、冒頭申し上げましたとおり、
全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第39号宇部市
国民健康保険条例中一部改正の件についてであります。 本案は、国民健康保険法施行令の一部改正に伴い、保険料の賦課限度額を引き上げるとともに、低所得者に対する保険料の軽減措置を拡充するものであります。 それでは、審査の過程でなされた主な質疑を申し上げます。 まず、保険料の賦課限度額について、国ではどのような方針が出されているのか、また宇部市の現状についてはいかがかただしたところ、健康保険法では、超過世帯数が世帯全体の1.5%を下回るように規定されている。 宇部市の超過世帯数は、基礎賦課額については世帯全体の1.89%、後期高齢者支援金等賦課額については世帯全体の1.66%となる見込みで、いずれも1.5%を上回っており、国の基準には若干届いていない状況であるとのことでありました。 次に、保険料の賦課限度額の引き上げに伴い、変動する所得額はいくらかただしたところ、3人世帯で計算すると、現行では462万円が所得の上限となるが、限度額引き上げ後は482万円となり、後期高齢者支援金等賦課額については、現行の463万円から524万円となる見込みであるとのことでありました。 次に、保険料軽減判定所得の改正に伴う、5割軽減、2割軽減世帯数の増減の状況についてただしたところ、5割軽減は88世帯増加、2割軽減は53世帯増加するとのことでありました。 以上のような質疑の後、本案に反対する立場から、高すぎる国民健康保険料をどう抑えていくかが行政の役割だと思っている。保険料の賦課限度額の引き上げは、宇部市の国民健康保険が破綻する道へと進むものであり、国民健康保険制度の趣旨からも外れるのではないかとの討論がなされました。 この後行った採決の結果、冒頭申し上げましたとおり、賛成多数をもって可決すべきものと決定いたしました。 以上が、本委員会における審査の概要であります。 その他の議案につきましては、本席から特に御説明申し上げる事項はございません。 よろしく御審議くださるようお願いいたしまして、
文教民生委員会の報告を終わります。
○議長(
重枝尚治君) 以上で、
委員長の報告は終わりました。 これより、
委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
重枝尚治君) ないようであります。 これにて、
委員長の報告に対する質疑を終結いたします。 これより、討論、表決に入ります。 まず、議案第15号から第17号まで及び第44号の4件を
一括議題といたします。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
重枝尚治君) ないようであります。 これにて、討論を終結いたします。 これより、採決いたします。 ただいま議題となっております議案4件は、
委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
重枝尚治君)
起立全員であります。 よって、議案4件は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第39号宇部市
国民健康保険条例中一部改正の件を議題といたします。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
重枝尚治君) ないようであります。 これにて、討論を終結いたします。 これより、採決いたします。 議案第39号は、
委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
重枝尚治君) 起立多数であります。 よって、議案第39号は、原案のとおり可決されました。────────────────────────────────────────
△日程第4議案第18号から第23号まで、第40号、第41号及び第45号について(
産業建設委員会委員長報告、質疑・討論・表決
○議長(
重枝尚治君) 次に、日程第4、産業建設委員会から報告のありました議案第18号から第23号まで、第40号、第41号及び第45号の9件を
一括議題といたします。
委員長の報告を求めます。安藤
産業建設委員長。 〔11番 安藤 巧 君 登壇〕
◎11番(安藤巧君) おはようございます。 ただいま議題となりました議案第18号平成27年度宇部市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1回)外8件について、付託されました産業建設委員会の審査の結果及び審査の概要を御報告申し上げます。 まず、審査の結果でありますが、議案第18号から第23号まで、第40号、第41号及び第45号の9件についてはいずれも
全会一致をもって、本日お手元に配付の
委員会審査報告書に記載のとおり、可決すべきものと決定いたしました。 次に、審査の概要について申し上げます。 まず、議案第20号平成27年度
宇部市営駐車場事業特別会計補正予算(第1回)についてであります。 本案は、歳出については、駐車場運営事業費及び予備費を補正し、歳入については、駐車場運営事業収入及び繰越金を補正するものです。 審査の過程でなされた主な質疑を申し上げますと、一般会計繰出金の内容についてただしたところ、JR宇部線草江駅の駐輪場を新規に整備する予定であったが、JRと協議した結果、既存の駐輪場を使用するとともに、新設分をJRの用地に整備することになったため、繰出金を減額するものであるとのことでありました。 以上のような質疑がなされた後、採決の結果、冒頭申し上げましたとおり、
全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第23号平成27年度宇部市
交通事業会計補正予算(第1回)についてであります。 本案は、人事院勧告等を踏まえ人件費を補正するとともに、収入及び支出額を
実施見込みに合わせて補正するものです。 それでは、審査の過程でなされた主な質疑を申し上げます。 まず、乗合自動車収入を614万5,000円減額した理由についてただしたところ、その主な内訳としては、エコ定期券及び回数券収入の減である。エコ定期券420万8,000円減額の主な理由としては、10月に行っているダイヤ改正の影響や平成25年からエコ定期券を1,000円値上げした結果、エコ定期券の収入が減ったものと考えているとのことでありました。 次に、バスカードの収入の状況についてただしたところ、バスカードの収入としては、平成26年度が3,420万1,000円、平成27年度の見込みが3,496万円で微増している。これは、エコ定期券からバスカードへの移行も要因の1つとして考えられるとのことでありました。 次に、乗合の年間稼働バス台数及び年間走行距離がふえた理由についてただしたところ、その主な要因としては、山口宇部空港と新山口駅をつなぐ路線及び山口宇部空港と宇部新川駅をつなぐ路線は飛行機の発着にあわせて運行している。当初予算においては、1日9便の運行を予定していたが、飛行機の到着時刻の変更にあわせて、4月から10月まで10便に増便していた。その結果、年間稼働バス台数及び走行キロ数が増加したと考えているとのことでありました。 次に、増便による営業費用の増加についてただしたところ、人件費と燃料費は、バス運行に際して大きな費用となり、人件費として時間外手当の増が補正予算に含まれているとのことでありました。 次に、貸切自動車収入の減額補正の理由についてただしたところ、貸切自動車収入は、交通局がツアーを組んで募集する主催貸切、エージェントや一般の方から注文を受けてバスを運行する一般貸切、山口県立宇部総合支援学校との年間契約で運行する固定貸切がある。 減額した主な要因としては、固定貸切である山口県立宇部総合支援学校との契約内容の変更によるものである。当初予算では、低学年生の下校対応として、週2日増便する予定にしていたが、学校との調整により、水曜日のみ増便することになったため、固定貸切収入が、691万4,000円減額となっている。一方で、主催貸切収入及び一般貸切収入は、平成27年度から新料金制度が本格実施になったことにより、受注件数は減少しているが、料金単価が10%から15%上がったため、収入は497万6,000円増加しており、その結果、193万8,000円の減額となっているとのことでありました。 次に、貸切自動車収入の主催事業及びエージェント事業の実績についてただしたところ、主催貸切は、平成27年度は100件を見込んでおり、平成26年度に対してマイナス26件、エージェントや一般の方から注文を受ける一般貸切は、平成27年度は1,271件で、平成26年度に対してマイナス13件を見込んでいるとのことでありました。 次に、時間外手当の増加の要因についてただしたところ、運転士の不足を補うため、不足している人数の中で公休出勤等の対応を運転士に依頼した結果、時間外勤務が多く発生している。正規職員の時間外勤務手当が1,437万2,000円、嘱託運転士の時間外手当が734万3,000円で、合わせて2,171万5,000円の増加となっているとのことでありました。 次に、時間外勤務時間数についてただしたところ、平成27年度における1カ月間の平均時間外勤務時間は、運転士1人当たり33時間で、平成26年度より14時間多くなっている。また、公休出勤については、平成26年度は1人当たりの平均で年間7日間であったが、平成27年度は1人当たり19日間となり増加しているとのことでありました。 次に、嘱託職員に係る正規職員への登用制度についてただしたところ、この制度は平成26年度に実施し、これにより3人を正規職員に登用した。現在は、公共交通ネットワークの再構築に向けて、公共交通網形成計画の策定が進められていることを踏まえ、交通局のバス路線も総合的、抜本的な再編を推進していることや、会計基準の見直しにより非常に厳しい経営状況にあることから、登用制度は一旦保留としている。まずは、経営改善を図ることが先決であるが、正規職員化は、今後、必ず行っていきたい大きな課題として認識しているとのことでありました。 以上のような質疑がなされた後、採決の結果、冒頭申し上げましたとおり、
全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第40号宇部市
手数料徴収条例中一部改正の件についてであります。 本案は、長期使用構造等とするための措置及び維持保全の方法の基準の一部改正等及び建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の施行に伴う認定事務に係る手数料を定めるとともに、
行政不服審査法の施行に伴う関係書面の写し等の交付に係る手数料の規定を新設するものです。 審査の過程でなされた主な質疑を申し上げますと、この条例の施行による市民への影響についてただしたところ、今までの長期優良住宅認定制度は新築のみであったものを、基準を満たす既存住宅の増築や改築でも認定を受け、税制優遇や金利の優遇措置が受けられるようになる。また、建築物エネルギー消費性能に係る認定や建築物エネルギー消費性能向上計画の認定を受けることにより、認定を受けた旨を広告等で表示できることや容積率の特例が受けられるとのことでありました。 以上のような質疑がなされた後、採決の結果、冒頭申し上げましたとおり、
全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。 以上が、本委員会における審査の概要であります。 その他の議案につきましては、本席から特に御説明申し上げる事項はありません。 よろしく御審議くださるようお願いいたしまして、産業建設委員会の報告を終わります。
○議長(
重枝尚治君) 以上で、
委員長の報告は終わりました。 これより、
委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
重枝尚治君) ないようであります。 これにて、
委員長の報告に対する質疑を終結いたします。 これより、討論、表決に入ります。 議案第18号から第23号まで、第40号、第41号及び第45号の9件を
一括議題といたします。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
重枝尚治君) ないようであります。 これにて、討論を終結いたします。 これより、採決いたします。 ただいま議題となっております議案9件は、
委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
重枝尚治君)
起立全員であります。 よって、議案9件は、原案のとおり可決されました。────────────────────────────────────────
△日程第5議案第31号について(
議会運営委員会委員長報告、質疑・討論・表決)
○議長(
重枝尚治君) 次に、日程第5、
議会運営委員会から報告のありました議案第31号
宇部市議会議員の
議員報酬、
費用弁償及び
期末手当の支給に関する条例の一部を改正する
条例制定の件を議題といたします。
委員長の報告を求めます。河崎
議会運営委員長。 〔16番 河崎 運 君 登壇〕
◎16番(河崎運君) 皆さん、おはようございます。 ただいま議題となりました議案第31号
宇部市議会議員の
議員報酬、
費用弁償及び
期末手当の支給に関する条例の一部を改正する
条例制定の件について、付託されました
議会運営委員会の審査の結果及び審査の概要を御報告申し上げます。 本案は、特別職の国家公務員の給与改定を踏まえて、市議会議員の
期末手当の支給率を0.05月分引き上げ、平成27年度は12月期に加算し、平成28年度は6月期及び12月期に按分して加算するもので、この改正による年間の影響額として約80万円が見込まれております。 また、この条例の施行日及び適用日は平成27年12月期の加算については、公布の日を施行日として、適用日を平成27年12月1日までさかのぼり、平成28年度の加算については、平成28年4月1日を施行日として、適用日も同日とするものであります。 本案につきましては、審査の結果、
全会一致をもって、本日お手元に配付の
委員会審査報告書に記載のとおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、審査の概要につきましては、本席から特に御報告申し上げる事項はありません。 よろしく御審議くださるようお願いいたしまして、
議会運営委員会の報告を終わります。
○議長(
重枝尚治君) 以上で、
委員長の報告は終わりました。 これより、
委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
重枝尚治君) ないようであります。 これにて、
委員長の報告に対する質疑を終結いたします。 これより、討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
重枝尚治君) ないようであります。 これにて、討論を終結いたします。 これより、採決いたします。 ただいま議題となっております議案第31号は、
委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
重枝尚治君)
起立全員であります。 よって、議案第31号は、原案のとおり可決されました。────────────────────────────────────────
△日程第6議案第1号から第13号までについて(
予算審査特別委員会委員長報告、質疑・討論・表決)
○議長(
重枝尚治君) 次に、日程第6、予算審査特別委員会から報告のありました議案第1号から第13号までの13件を
一括議題といたします。
委員長の報告を求めます。真鍋
予算審査特別委員長。 〔9番 真鍋 恭子 君 登壇〕
◎9番(真鍋恭子君) 皆さん、おはようございます。 ただいま議題となりました議案第1号から第13号までの平成28年度一般会計、特別会計及び企業会計の各予算案について、付託されました予算審査特別委員会の審査の結果及び審査の概要を御報告申し上げます。 まず、審査の結果といたしましては、議案第2号、第3号及び第7号から第13号までの9件は
全会一致をもって、また、第4号から第6号までの3件は賛成多数をもって、また、議案第1号については一部修正の上、賛成多数をもって、本日お手元に配付の
委員会審査報告書に記載のとおり、いずれも可決すべきものと決定いたしました。 次に、審査の概要について申し上げます。 本委員会は、去る3月11日に設置され、3月17日から23日までの間、付託された議案に対し、市長を初め副市長、
上下水道事業管理者及び
交通事業管理者からそれぞれ説明を聴取した上で、一般会計及び特別会計に係る総括説明・概要説明、一般会計歳出、一般会計歳入及び特別会計、企業会計の4つに区分して、鋭意審査を行いました。 それでは、審査の過程でなされた質疑のうち、主なものについて申し上げます。 一般会計及び特別会計に係る総括説明・概要説明に対しては、まず、平成28年度の本市の職員数は、平成27年度と比較して23人の減員となる一方で、時間外勤務手当の予算は1,668万円の増額となっていることから、職員数は不足している状況にあるのではないかとただしたところ、職員数減少の主な要因は、任期付短時間職員の任期満了に伴う減や、現業部門の民間委託に伴う退職者不補充によるものであり、これらの人員減が、平成28年度の当初予算上の時間外勤務手当額の増額に直接つながるものではない。 また、当該手当増額の主な要因は、マイナンバー制度の導入に伴うシステム改修等の作業や、宇部市まち・ひと・しごと創生総合戦略に係る事業に対して、業務量の増を見込んだものである。 本市の職員数は、決して十分な体制、万全な体制で業務を遂行している状況にはないと思っており、一定の採用は必要であるが、現在のような人口減、税収減の時代にあっては、やはり縮小していくことを考えなければならないと認識しているとの答弁がありました。 次に、電気事業を取り巻く状況が不安定感を増している中で、本市主導で事業参入しようとしている新電力会社に長期的な採算性は見込めるかとただしたところ、新電力会社の事業計画においては、第1段階として、170ある市の公共施設に売電を行うこととしている。新電力会仕では、既存の電力会社の電気料金単価より安価に設定することが可能となるため、電気料金について、現在の平均単価の21円79銭から5%を割り引き、単価を20円70銭として計算すると、第1段階においては年間約6億円の売り上げを得ることができる。この売り上げから、電力調達費や、需給バランスが崩れた場合のインバランス経費などを差し引くと、営業利益は約6,000万円になると試算している。また、この新電力会社に切りかえることで、市の公共施設の電気料金を年間約3,000万円削減することができると見込んでいる。 これらのことをベースとして、新電力会社については、採算性は確保できるものと判断しているとの答弁がありました。 このほか、宇部CCRCの考え方について、新電力会社に係る予算執行権限の考え方について、廃棄物系バイオマスを利用した熱電併給・食品リサイクルループの構築のためのモデルプラント整備の考え方と将来像についてなどに関する質疑がありました。 なお、審査の過程におきまして、一部委員から、食品リサイクルループの構築については、バイオガス発電までを含めて、将来的に採算性が確保でき、民間事業化に耐え得るか、モデルプラント実証事業において十分検証されたい旨の要望がなされましたので申し添えます。 次に、一般会計歳出に対しては、なぜ本市が新電力会社の事業主体にならなければならないか、自治体の役割を逸脱するものではないかとただしたところ、本年4月の電力の小売全面自由化により、新電力事業に多様な事業者の参入が可能となる。これに対し、市と地元企業を中心とした共同出資による事業体を設立して、市内に本社を置き、本市が主導して当該事業を行うことにより、地域内での経済循環が図られ、市内に財を留保することにつながるものと考えるところである。これは、ドイツにおいて地域エネルギーと生活インフラの整備・運営を行う公的事業体を参考とした、宇部版シュタットベルケとも言うべきものと考えているとの答弁がありました。 このほか、おたふくかぜワクチンの接種費用の一部助成について、小学校・中学校施設耐震化の進捗状況について、市道岩鼻中野開作線の供用開始予定について、多世代交流スペースにおける
コンテナハウスの活用について、レノファ山口戦の観戦に係る市内宿泊客への宿泊費一部助成について、健康づくりプログラム等開発事業の概要について、宇部版クラインガルテンの概要について、ごみ収集業務委託料及びごみ処理施設管理費委託料の増加要因について、高等学校などへの入学者に対する奨学資金助成金の拡充等について、退職基金積立金及び
退職手当の今後の支出見通しについてなどに関する質疑がありました。 なお、審査の過程におきまして、一部委員から、市が責任を負う公的保育においては、保育の必要性の認定を受けた児童の確実な利用を可能とし、待機児童、隠れ待機児童が出ることのないよう留意されたい旨の要望がなされましたので申し添えます。 次に、一般会計歳入及び特別会計に対しては、障害福祉サービス事業所に対する古着・古布の売り払いについて、休日・夜間救急診療所における出務医師の負担軽減についてなどに関する質疑がありました。 次に、企業会計に対しては、まず、交通事業における運転士の給料と嘱託運転士の待遇改善についてただしたところ、交通局においては、経営改善策の1つとして、平成28年度から、正規職員の給料の特例的なカットを実施することとしている。これは、費用の増大が見込まれる平成32年度までの5年間の特例的な措置と考えており、平成28年度の効果額としては、正規職員全体で645万1,000円、そのうち運転士については458万5,000円を見込んでいる。 交通事業を担う運転士は、約6割を嘱託運転士が占めているが、離職に伴う新規の採用が進まず、平成28年4月1日の時点では8名の不足となることが見込まれ、経営上深刻な問題となっている。そのため、経営の安定化に向け、平成28年度においては、嘱託職員の賃金面での待遇改善を行うこととしており、その増加額としては、嘱託職員全体で718万2,000円、そのうち運転士については603万9,000円を見込んでいる。 嘱託運転士の待遇改善については、なお十分ではないと認識しているが、現在、交通局の経営状況が非常に厳しい中、急激な待遇改善を行うことは、さらなる経営状況の悪化をもたらしかねず、また、市財政の負担増大にもつながるものと考えている。したがって、交通局の経営改善を積極的に進める中で道筋を立てて、改めて待遇改善を行っていきたいと考えているとの答弁がありました。 次に、下水道及び上水道の老朽管路の延長と平成28年度における更新の予定についてただしたところ、まず、下水道の管路については、合流区域における総延長が113キロメートル、そのうち更新済みが36キロメートル、残りは77キロメートルである。合流区域は早くから下水道の整備に着手したこともあり、この77キロメートル全てが布設後30年を経過している老朽管である。 下水道管路に係る長寿命化計画においては、この77キロメートルのうち27キロメートルについて、平成32年度までに更新を進めることにしている。残りの50キロメートルについては、テレビカメラ調査により緊急度は若干低いとの結果を得たことから、引き続き調査、点検を行い、今後、維持修繕あるいは更新の検討を加えていきたいと考えている。 なお、平成28年度の更新の延長については、約13キロメートルを予定している。 上水道の管路については、法定耐用年数の40年を超える管路の延長が148キロメートルである。水道管路の総延長は1,098キロメートルであるので、現在のところ、経年化率は13.5%である。 なお、平成28年度の更新の延長については、12.9キロメートルを予定しているとの答弁がありました。 このほか、バス車両へのカメラ及びドライブレコーダーの設置状況について、転居先不明等による水道料金未収金への対策についてなどに関する質疑がありました。 次に、議案第1号平成28年度宇部市
一般会計予算については、一部委員から修正案が提出されましたので、その審査の概要について申し上げます。 まず、本修正案については、提出者から、以下のような提案説明がなされました。 新電力会社出資金について、予算の全てを減額し、その減額分について予備費を増額することを求める。 その理由としては、 1、新電力会社の内容が不確定であり、採算性、継続性、仮に赤字になったときの対応、市民サービスの内容、自主電源の確保などが十分でないこと。 2、新電力会社の設立が遅くなることで、事業ができなくなる不都合がないこと。 以上2点である。 よって、今後、新電力会社の内容を十分検討することを求めるため、款25衛生費、項15環境対策費中、新電力会社出資金に係る予算500万円全てを減額し、その減額分について款95予備費、項10予備費を増額する修正案を提出するものである。 以上のような提案説明を受け、本修正案を審査したところ、その過程において、3人の委員から、それぞれの立場で賛成討論がなされましたので申し上げます。 まず、1つ目の賛成討論は以下のとおりです。 本修正案に賛成する理由は次の2点である。 1点目は、そもそも今回の新電力会社への出資、設立という第3セクター方式のような事業への参入は、本来の地方自治体の役割からしても適当ではないということである。安定した雇用の創出や地域経済の再生、活性化、循環というのであれば、本市の大多数を占める中小企業の支援、本当に安定した雇用、
社会保障の充実こそが必要であり、それを進めるのが地方自治体の本来の役割である。 2点目は、新電力会社が、政府の言う地方創生をそのまま持ち込んだ政策だということである。政府の言う地方創生は、人口減少への危機感をあおり、
社会保障費と地方交付税の削減は仕方がない、足りない分は民間投資の活用と住民の自助、互助で賄えというものである。1980年代末に、地方交付税交付市町村に一律に1億円を地域振興財源として交付したふるさと創生事業が行われたが、その後もこうした短期的な政策が繰り返され、その都度失敗してきたという経緯がある。地方創生もいつなくなるかわからないとも言われている。 一方で、財源など活用できるものを活用するが、地方創生は地方自治体それぞれに合ったやり方で進める、トップダウン的な統制では困るという立場で、まちづくりへの活用を工夫している自治体もある。この視点に立った地方自治体の役割を発揮すべきである。 次に、2つ目の賛成討論は以下のとおりです。 現在、日本では、再生可能エネルギーの普及拡大を目指し、電力会社を設立することを政府で奨励しているが、ヨーロッパにおいては、2014年4月に、電気料金の上昇を招く固定価格買い取り制度の廃止が各国に勧告されている。 また、再生可能エネルギーの電源割合が4割を占めるスペインにおいては、負担増を招いた高コストの再生可能エネルギーの導入政策が破綻して、固定価格買い取り制度は2013年に廃止されている。2014年1月から5月におけるスペインの再生可能エネルギー設備の導入実績は、太陽光と太陽熱の発電設備はゼロ、風力に至っては6,000キロワットの減であり、今後も続く電気料金の上昇という再生可能エネルギー導入の後遺症にスペインはいまだ悩んでいる状況にあるとのことである。 本市における新電力会社設立構想は、言いかえれば宇部市営の電力販売会社を設立し、見守りサービスなどの利用者サービスを付加するものである。市内に電力会社を設立するということに関しては賛成できる部分もあるが、電力販売という民間企業で十分対応できるものについて、本市が株式会社を設立することには反対し、本修正案に賛成するものである。 次に、3つ目の賛成討論は以下のとおりです。 今回の事業は、本市が1つの株式会社を設立するというものである。現在、自治体が電力会社を設立するという事例や流れが全国的にあるということはよく理解している。 しかし、今回の件は、現段階ではいまだ検討が不十分、準備不足であると思われ、事業の実行は時期尚早であると判断し、本修正案に賛成するものである。 これらの討論がなされた後、採決を行った結果、当該修正案については
全会一致をもって可決、次いで、修正された部分を除く原案については賛成多数をもって可決され、議案第1号平成28年度宇部市
一般会計予算は、冒頭申し上げましたとおり一部修正の上、可決すべきものと決定いたしました。 審査の概要は以上のとおりです。 以上、本委員会に付託されました議案第1号から第13号までの平成28年度一般会計、特別会計及び企業会計予算案13件に対する審査の結果及び審査の概要を御報告申し上げました。 市長を初めとする執行部におかれましては、審査の過程で各委員から出された意見、要望を真摯に受けとめられ、市財政の健全化と市民福祉の向上に向けて引き続き努力されるよう強く要望いたしまして、予算審査特別委員会の報告を終わります。
○議長(
重枝尚治君) 以上で、
委員長の報告は終わりました。 これより、
委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
重枝尚治君) ないようであります。 これにて、
委員長の報告に対する質疑を終結いたします。 これより、討論、表決に入ります。 まず、議案第1号平成28年度宇部市
一般会計予算を議題といたします。 討論はありませんか。藤井岳志君。
◎2番(藤井岳志君) 日本共産党
宇部市議会議員団を代表し、議案第1号平成28年度宇部市
一般会計予算に反対を表明し、討論を行います。 平成28年度予算では、職員給料の特例的な一部カットの継続を初め、正規職員の人員不足によって残業時間の増加が予測されるなど、市職員に負担を押しつける予算となっていることは看過できません。 また、学校給食を初め、多くの職場で民間委託が進み、その結果、物件費が増加し、市財政を圧迫している。その上、宇部市にとって大事な財源が市内の業者に循環していない事実も明らかになりました。 最も重要なのは、久保田市長の国言いなりの市政運営がいよいよ鮮明になってきた点です。久保田市長は施政方針の中で、我が国は人口減少の進展という大きな課題に直面しており、本市においても平成7年をピークに人口減少局面に入り、国立
社会保障・人口問題研究所の推計によると、45年後の平成72年には9万6,000人と、10万人を下回り、また、あわせて高齢化率も上昇すると予測されています。 人口減少や少子高齢化のさらなる進行は地域経済にマイナスの影響をもたらすことが懸念されていますが、一方では、マイナス面ばかりでなく、自分たちの未来を自分たちの創意工夫で切り開くという意識を持ち、意欲的にチャレンジしていけば、むしろ本市が将来に向けて本当の豊かさや幸福を実現していくための絶好の転換点となるのではないかと考えていますと前置きをした上で、平成28年度の予算は第二次行財政改革加速化プランの実践に加え、国の一億総活躍社会実現のための関連予算の活用などにより、財源確保に努め、総合戦略に位置づけた事業を中心に、「暮らして良し、働いて良し創生予算」として、平成27年度3月補正予算と合わせた積極的な予算を一体的に編成したと述べられました。確かに個々の施策については共感できる部分もあるものの、全体的には安倍政権が掲げる地方創生総合戦略を具体化する予算となっています。 そもそも人口減少問題がなぜ起こったのか、今日若者が結婚し、出産子育てをしていくことが難しい状況です。若者と女性の2人に1人が非正規など、異常な不安定雇用と低賃金、長時間労働を強いられているからです。それは、これまで進められてきた労働法制の規制緩和でつくり出されてきたものです。改正労働者派遣法は、若者に生涯派遣を押しつけ、正社員化どころか、逆に正規から非正規へ置きかえることにつながっています。これがどうして人口減少の克服につながるのでしょうか。 また、久保田市長は、宇部市にぎわいエコまち計画に掲げた多極ネットワーク型コンパクトシティの実現に向けて、新たな公共交通網の形成にも着手します。これらの取り組みを通じて、「まち」、「ひと」、「しごと」の好循環をつくり出し、本市の特色を生かした地方創生を迅速かつ効果的になし遂げていきたいと述べられておりますが、本当にそれでにぎわいが取り戻せるでしょうか。 安倍内閣は、人口20万人以上の地方中枢拠点都市に都市の機能と住民サービスを集約しようとしています。それによって周辺地域が衰退すれば、拠点の都市も維持できなくなることは明瞭です。地方の縮小、撤退を前提にして、どうして地方に安心と魅力がつくれるでしょうか。 今、物価高や消費税増税による暮らしの被害は、地方でとりわけ深刻な形であらわれています。アベノミクスは、大企業が一時的にもうける効果はあっても、地域の中小企業、農業、福祉などを衰退させるものです。環太平洋連携協定(TPP)の参加は、農業など地域再生の土台を掘り崩す暴走でしかありません。 こうした国の悪政から市民の暮らしや福祉を守る防波堤の役割を果たしていくことこそ、地方自治体の本来の仕事ではないでしょうか。国言いなりの施策の推進はとめ、住民主体の市政への転換を強く求め、討論を終わります。 以上です。
○議長(
重枝尚治君) ほかにありませんか。黒川康弘君。
◎6番(黒川康弘君) 清志会の黒川です。平成28年度宇部市
一般会計予算に対する修正案への賛成討論をします。 この修正案は、原案にある款25衛生費、項15環境対策費の新電力会社出資金500万円を削減し、削減した500万円を予備費に追加充当するものです。 原案にある宇部市による電力会社への出資に関して、次の点で懸念があります。 第1点、電力会社の経営は、本来民間の仕事であり、行政の仕事ではないこと。 第2に、民間がやるべき仕事を行政である宇部市が行うことの理由が不明確であること。 第3に、宇部市の人、物、金の資源を有効活用し、よりよい仕事をするためには、仕事の優先順位をつけてやるべきであること。 第4に、新電力会社に関する計画は具体性に欠け、事業の形態、事業の運営、事業の継続性など、多くの点で不透明なところがあることです。 以上のことから、電力会社への出資を削減した修正案に賛成いたします。 以上です。
○議長(
重枝尚治君) ほかにありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
重枝尚治君) ないようであります。 これにて、討論を終結いたします。 これより、採決いたします。 議案第1号に対する
委員長の報告は、修正であります。 まず、委員会の修正案を採決いたします。 委員会の修正案に賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
重枝尚治君)
起立全員であります。 よって、委員会の修正案は、可決されました。 次に、ただいま修正議決した部分を除く原案について、採決いたします。 修正部分を除くその他の部分を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
重枝尚治君) 起立多数であります。 よって、修正議決した部分を除くその他の部分は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第2号、第3号及び第7号から第13号までの9件を
一括議題といたします。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
重枝尚治君) ないようであります。 これにて、討論を終結いたします。 これより、採決いたします。 ただいま議題となっております議案9件は、
委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
重枝尚治君)
起立全員であります。 よって、議案9件は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第4号平成28年度宇部市
介護保険事業特別会計予算を議題といたします。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
重枝尚治君) ないようであります。 これにて、討論を終結いたします。 これより、採決いたします。 議案第4号は、
委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
重枝尚治君) 起立多数であります。 よって、議案第4号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第5号平成28年度宇部市
国民健康保険事業特別会計予算を議題といたします。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
重枝尚治君) ないようであります。 これにて、討論を終結いたします。 これより、採決いたします。 議案第5号は、
委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
重枝尚治君) 起立多数であります。 よって、議案第5号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第6号平成28年度宇部市
後期高齢者医療特別会計予算を議題といたします。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
重枝尚治君) ないようであります。 これにて、討論を終結いたします。 これより、採決いたします。 議案第6号は、
委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
重枝尚治君) 起立多数であります。 よって、議案第6号は、原案のとおり可決されました。────────────────────────────────────────
△日程第7議案第47号について……(
総合審議)
○議長(
重枝尚治君) 次に、日程第7、議案第47号
宇部市議会委員会条例中一部改正の件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。河崎
議会運営委員長。 〔16番 河崎 運 君 登壇〕
◎16番(河崎運君) ただいま議題となりました議案第47号
宇部市議会委員会条例中一部改正の件について、提案理由を申し上げます。 本案は、平成27年12月定例会において、宇部市行政組織条例の一部が改正されたことに伴い、委員会条例第2条第2項第3号の産業建設委員会の所轄中、「土木建築部」を「都市整備部」に改めるとともに、経過措置を規定するもので、施行期日は、行政組織条例の施行に合わせ、平成28年4月1日とするものです。 よろしく御審議くださいますようお願いいたしまして、提案理由の説明を終わります。
○議長(
重枝尚治君) 以上で、提出者の提案理由の説明は終わりました。 これより、質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
重枝尚治君) ないようであります。 これにて、質疑を終結いたします。 これより、討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
重枝尚治君) ないようであります。 これにて、討論を終結いたします。 これより、採決いたします。 議案第47号は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
重枝尚治君)
起立全員であります。 よって、議案第47号は、原案のとおり可決されました。────────────────────────────────────────
△日程第8
議員派遣の件
○議長(
重枝尚治君) 次に、日程第8、
議員派遣の件を議題といたします。 お諮りいたします。
会議規則第166条の規定により、お手元に配付のとおり議員を派遣したいと思います。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
重枝尚治君) 御異議なしと認めます。 よって、お手元に配付のとおり議員を派遣することに決しました。 なお、ただいま議決した
議員派遣の内容について、諸般の事情により変更が生じる場合には、議長に一任を願いたいと思います。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
重枝尚治君) 御異議なしと認めます。 よって、
議員派遣の内容に変更を要することとなった場合は、その措置を議長に一任することに決しました。────────────────────────────────────────
△日程第9閉会中の
継続調査事件の変更の申し出に対する決定について
○議長(
重枝尚治君) 次に、日程第9、閉会中の
継続調査事件の変更の申し出に対する決定についてを議題といたします。
総務財政委員長及び
産業建設委員長から閉会中の
継続調査事件について、
会議規則第110条の規定により、お手元に配付しております申出書のとおり変更の申し出があります。 お諮りいたします。 お手元に配付のとおり、閉会中の
継続調査事件を変更することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
重枝尚治君) 御異議なしと認めます。 よって、
総務財政委員長及び
産業建設委員長から申し出のとおり、閉会中の
継続調査事件を変更することに決しました。 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。────────────────────────────────────────
○議長(
重枝尚治君) これにて、平成28年3月(第1回)
宇部市議会定例会を閉会いたします。───── 午前11時16分閉会 ───── (3月31日付をもって退職される幹部職員から、挨拶があった)──────────────────────────────────────── 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。 平成28年3月28日
宇部市議会議長 重 枝 尚 治
宇部市議会議員 唐 津 正 一
宇部市議会議員 新 城 寛 徳...